おもちゃは十分にある。でも親の押し付けではなく、子どもの心が満たされるプレゼントを贈りたい!
子どものプレゼントは、毎回何を送ろうか頭を悩ませますよね。
娘の4歳の誕生日プレゼントに迷った結果、『台所育児』というキッチンツールのセットを購入しました。
おままごとも大好きな娘なので自分だけのキッチンツールは大喜びでした。
この記事は私から以前から魅力を感じている台所育児について。
そして私が思う、幼児むけのキッチンツールを選ぶポイント、そして実際使ってみた感想を紹介します。
台所育児ってなに?メリット、デメリットは?
台所育児とは
1990年代に料理研究家の坂本廣子さんが提唱されています。
幼児の頃から、親と一緒に料理をすることで学ぶ育児法とされています。
特別な教材や知育玩具も要らず、家ですぐできるところが魅力的!ですね。
台所育児の魅力
私が思うに「台所育児」は料理ができるようになることだけ出なく、「科学」「数学」「段取りする力」他にもたくさん思考力を養う最高の知育だと思っています。
そして実体験で学ぶのでより記憶にも残りやすいのかなと思います。
何より私は平日は仕事でいっぱいいっぱい。
平日にほとんど親子で一緒に何かをする、ということがありません。
少ない時間でも一緒にキッチンに立つと親子間コミュニケーションが取れることが嬉しいですね。
例えば、
・卵を焼きながら「タンパクの変性」を学ぶ
・調味料を量りながら「メニスカス」について学ぶ
・キッチンスケールを一緒に見ながら「小数点」「単位(gやml)」を意識
・水以外で「容量」と「容積」の違いを知ることもできる
・8個を4人で分けたら1人何個ずつ?4分の1にしてね。等の声かけて算数を学ぶ
声の掛け方によっては様々な知育になるのも良いなぁと思っています。
そしてどれも無理なく料理中に自然とできるのが魅力的です。
幼児のうちは特にそれらが理解できなくてもOK!
「そういうことがある」と体験しているだけでも違うと思います。
幼児にとって料理は大切な体験。
決して料理ができるようにすることがゴールではないと私は思っています。
台所育児のデメリット
時間がかかる!これにつきますね。
自分に時間にも心にも余裕がある時でないとできないのがデメリットかなと思います。
それでも台所育児にはメリットいっぱいなので、余裕のある休日等にゆっくり行うことが我が家では多いです。
台所育児で心掛けたいこと
- やってみたいと言われたら、またはできそうなことはとりあえず一人でやってみる
- 親はギリギリまで手や口を出さない
- 初めに危険なこと、注意して欲しいことは伝えておくこと
台所育児をすることは知育的な観点もありますが、まずは子ども自身の「できた!」の小さな成功体験を積むことが何より大切だと思っています。
簡単そうに思えてこれが意外と難しいんですが…
私はついつい口や手を出してしまうので気をつけたいところです。
子ども用キッチンツールは何がいい?
子ども用キッチンツールの選ぶポイント
幼児用の包丁など、キッチンツールは今ではたくさん販売されていると思います。
数種類吟味した結果、私たちは娘に「台所育児」のセットを送りました。
このセットを選んだ理由としては、扱うのが幼児でもツールは本格的なものが良いと思ったからです。
なぜなら包丁が切れにくいと余計に怪我をしてしまう可能性があるから。
世の中に販売されている子ども用の包丁は、子どもが怪我をしないように鋭すぎないものが多い印象です。
実は、息子が料理に興味を持っていた2年ほど前にホームセンターで子ども用の包丁を購入していました。
それまではペティナイフを使用していたのですが、息子は自分の包丁が嬉しくて自分の包丁を使う!と張り切っていたんです。
しかし安全を配慮した包丁では、今まで切っていたものを上手く切ることができず、逆に使いにくそうな印象でした。
変に力が入ってしまってる…とても危なくて見ていられない…!!
力が入って手の添え方が雑になる、体全体で切ろうとする、包丁を必要以上に動かす…
もちろんよく切れる包丁はその分、当たるだけで指も切れてしまうかもしれません。
けれども、今後長く使用することを考えると、余計な力を入れずに使うことができる、機能は本格的なものがおすすめです。
購入した「台所育児」のセットの中身は?
今回購入した「台所育児」は包丁一点からセットまで幅広く販売しています。
単品のほか、セット販売は3種類でした。3点セット、5点セット、7点セットが販売されています。
- 3点セット:包丁、ピーラー、キッチン鋏
- 5点セット:包丁、ピーラー、キッチン鋏、計量スプーン、さいばしトング
- 7点セット:包丁、ピーラー、キッチン鋏、計量スプーン、さいばしトング、おたま、フライ返し
我が家は悩んだ結果、フライ返しやおたまが欲しくて7点セットを購入しました。
娘はスープを入れたり、炒めたりすることも好きみたいなので、おたまやフライ返しが欲しい!
実際に使ってみました!
実際にプレゼントしてから「お手伝いする!」と4歳娘が張り切って使っています。
初めは切りやすいバナナやイチゴを切ってもらいました。
イチゴはゴロゴロ転がりやすいですが、数回練習して上手に切れるようになってきました。
包丁がよく切れるので、少ない力でスッと切れるのだと思います。
意外だったのがピーラーがとても優秀だったこと。
大人も借りたくなるくらい、少ない力できれいに皮むきできます。
そして、計量スプーンもとても使いやすい!
自立するのでボトルを両手で持って量ることができます。
小さい幼児の手では調味料のボトルって大きくて持ちにくいものがほとんどです。
そんな時に計量スプーンをテーブルに置けるので、落ち着いて量ることができるのです。
まとめ
台所育児は知育にも生活力を育むにも最適だと思います。
時間はかかりますが、出来ることを少しずつ増やしていけたらいいですよね。
娘はお兄ちゃんのZ会幼児コース「ぺあぜっと」を全てではないですが一緒に挑戦してきています。
体験型学習教材「ぺあぜっと」は料理で「できた!」を実感できるテーマも多く入っており、台所育児につまづいたらとても参考になると思います。
これからも「お手伝い」としてではなく、親子で楽しめる「台所育児」を続けていきたいと思っています。
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