我が家の子どもたちは工作が大好きです。
実はこの実験(工作)の結果は
…失敗
してしまっています。
実験は失敗して終わり、ではなくその先の考察を一緒にすることが大切だと思っています!
今回は「理系アタマがぐんぐん育つ 科学の実験大図鑑」から風船を使った風船ロケットカーを作った時の記録です。
▼小学館の図鑑NEO「科学の実験」よりアイスクリーム作りの実験記録はこちら▼
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理系アタマがぐんぐん育つ科学の実験大図鑑
科学の実験大図鑑って?
新星出版社から出ている子ども向けの実験図鑑で、著者はイギリスの著名な科学者。
アメリカのAmazon部門ランキングで1位を取得したこともあるようです。米村でんじろう先生推薦!
日本語に翻訳され発売されています。
科学の実験大図鑑の特徴は?
「理系のアタマがぐんぐん育つ 科学の実験大図鑑」の大きな特徴は以下の3つ。
- 実験の工程が全て写真付き!
- 実験原理をわかりやすく解説!
- 本文は全て振り仮名付き!
こちらの本は実際に実験ができなくても見るだけで楽しいです♪
もちろん、本が読めるようになったのであれば幼児でも楽しめますよ。
風船ロケットカーを作りたい!
【風船ロケットカーの工作】動機と準備
車が大好きな息子。特にスポーツカーのような速くてカッコいい車が大好き!
この実験大図鑑に載っていた風船ロケットカーはスポーツカー風に描かれていたため、これを作りたい!と思ったようです。
足りない材料は一緒にホームセンターに買いに行きました。この時点ですごく楽しみにしていることが伝わりました。
【風船ロケットカーの工作】作り方
①段ボールに絵を描く
材料も揃ったところで、早速作り始めます。
息子がまず段ボールにロケットカーの絵を描きました。それを元にお父さんに描き直してもらいます。
私は絵を描くのが苦手なんです。本当に下手で…汗
ここはお父さんの出番です!
のり代もつけてハサミで切ります。子どもには段ボールを切るのは難しいので注意しながら進めます。
この時点でなんか…大きいような…?大丈夫かな?
絵の具で車体の色塗りもしました♪
②車輪を用意する
今回の風船ロケットカーはペットボトルの蓋を使います。
台座にストローと竹串を使って車輪が取り付けられるようにします。
キリを使ってペットボトルの蓋に穴をあけ、竹串の尖った方から刺します。
竹串に刺すのが難しかった!ここは子どもだけでできないので必ず大人がします。
ストローを通して車輪を取り付けます。
車輪が付いた台座と車本体を両面テープでくっつけます。
これで車体は完成!あとは風船を取り付けるだけ。
ここまでにかかった時間は約2時間!(絵の具を乾かす時間も含む)
③風船を付ける
ストロー2本に風船を差し込みます。
空気が漏れないようにしっかりテープを巻き付けるよ〜!
子どもがするとどうしても緩くなってしまうので…ここは大事なところなので大人も手伝います。
車体にストローに付けた風船を固定したら・・・
完成〜!!
風船ロケットカーの実験開始!
やっと完成したところで、早速走らせてみます!
この瞬間がドキドキしますね…!
ちゃんと走るかな?
思っていたのと違うかも?
風船を膨らませて…
いざ!発車!
…あれ?思ったよりスピードが遅い。
走らないことはないけど、かなりゆっくり。
息子はかなり残念そう…涙
何回か試してみたけど、やっぱりゆっくり走ります。
どういうところが違ったのか、改善点があるか考える
大人はすぐに「あ、大きすぎたんだな。」と感じました。
この実験図鑑に指定されている大きさより、かなり大きくなってしまってます。汗
子どもたちに「なんでゆっくりとしか走らなかったんだと思う?」と聞いてみます。
「うーーん。なんで?もっと風船を大きくしたら走る?」と息子。
それも試してみよう!
・・・風船を大きく膨らませてもあまり変わらなかったので、やっぱり車体と風船のバランスが合っていないのかも。
「ストローから空気漏れてるかな?」「車輪が上手く回ってない?」
皆で色々考え、改善してみましたが、やはりスピードは変わらず。
残念…!
実験結果・考察
今回の実験・工作は失敗となってしまいました。
風船の力だけでは車体が重くてスピードがでなかったんだと思います。
作り始めた時にも違和感を感じていたので、ちゃんと確認しておくべきでした。
この風船ロケットカーは膨らませた風船が元に戻ろうとする力を使って走ります。
風船は伸ばしすぎない、車体はなるべく軽く!が大事なのかもしれません。
実験は失敗しても大丈夫。考えることが大切!
実際、大人が行う実験も常に成功ばかりするわけではありませんよね。
私も大学時代、実験の失敗はたくさんしてきました…汗
失敗しても、落ち込んだりそれで終わりになってしまってはもったいないです!
「なんでだろう?どうしたら上手くいくかな?」
と原因や改善点を考えることが大切です。
正しい答えが出なくても、子どもと一緒に考えることに意味があると思っています。
今回は失敗してしまいましたが、子どもたちと夢中で工作して楽しかったです。
ちなみに全てにかかった時間は2時間ちょっとです。(絵の具を乾かす時間含む)
皆さんも興味があればぜひ挑戦してみてくださいね♪
実験に失敗は付きもの。大切なのはなぜ失敗したか考えること!
▼詳しい手順・原理はこちらから▼