今回は小学館の図鑑neoシリーズの新版「科学の実験」から、我が家の5歳4歳の幼児と一緒にアイスクリーム作りに挑戦した時の記録です。
幼児でも実験ってできるんでしょうか?
小学館の図鑑neo「科学の実験」は2020年の新版が出版されています。実験がイメージしやすいDVD付きです!
neoシリーズはどれもDVDが秀逸なので一緒に実験できなくても、DVD見るだけで子どもの世界が広がり、興味を引き出すきっかけになると思います。
今回は実験後も美味しいアイスクリーム作りの実験。
時間はかかりましたが、幼児と一緒にアイスクリーム作り実験できますよ♪
出版社別の図鑑の特徴についてはこちらの記事で紹介しています↓
小学館の図鑑neo「科学の実験」って?
小学館の図鑑NEO「科学の実験」は簡単な実験から難易度が高いものまでたくさん載っています。
付属のDVDが面白くて、子どもたちが自分も実験やってみたい!とワクワクするようです。
パラパラとめくっただけでは、
どの実験も用意が大変なんじゃ?
幼児にできる実験ってある?
実験の難易度は幼児向けではないのでは?
このように思われる方も多いかもしれません。
しかし、小学館の図鑑neo「科学の実験」では幼児ができる実験、それでいて家族皆で楽しめる実験もたくさん記載されています。
大掛かりな実験や材料を揃えるのが大変そうな実験は親が避けがち…笑
でも家にあるものですぐにできる実験もたくさん載っていますよ♪
ただしDVDにおいて、あくまでもドラえもんは主役ではなくナビゲーターであり、メインで話が進む訳ではないので注意です。
小学館の図鑑NEO「科学の実験」アイスクリーム作り
NEOのアイスクリーム作りの原理は「凝固点降下」
手作りアイスクリームの作り方は実は検索すればたくさん出てきます。
ですが、図鑑NEOに載っているアイスクリームは冷凍庫を使用しません。
氷に塩をかけると急激に氷の温度が下がります。
つまり凝固点降下が起こり、冷凍に入れなくてもアイスクリーム作りができるのです。
今回はこんな現象を体験することができる実験の記録です。
【アイスクリーム作り実験】用意するもの
用意する食材は3つだけです。
- 卵
- 生クリーム
- 砂糖
道具は
- 氷
- 塩
- 金属ボウル、ボウル
- ペットボトル
- 泡立て器、ゴムベラ などです。
【アイスクリーム作り実験】アイスクリーム液を作ろう
卵の黄身と白身を分けてみよう
卵の黄身を取り出すのにペットボトルを使用します。
私も初めは???だったのですが、付属のDVDで紹介されていて子ども達がこれを「やってみたい!」と言っていました。
- ボウルに卵を割ります。
- よく洗った空のペットボトルを手でへこませながら黄身に近づけます。
- ペットボトルに入れていた手の力を抜くと…スッと黄身だけが吸い込まれます!
難しいかと思いきや、意外と簡単に黄身がペットボトルの中に吸い込まれていきます。
とっても簡単に黄身と白身が分けられました!
材料を混ぜます
その後は黄身に生クリームと砂糖を入れてよく混ぜます。
泡立て器でよくかき混ぜると空気をたくさん含んで口溶けがよくなるそうなので家族全員で頑張って混ぜました!
全ては美味しいアイスクリームのため♪
アイスクリームには黄身のみ使用します。
白身は後日、お味噌汁に入れて食べきりましたよ♪
【アイスクリーム作り実験】冷やします
ここからがこの実験の肝でないでしょうか。
今回のアイスクリーム作りは冷凍庫を使用しない方法。
氷と塩だけでアイスクリーム液を冷やして凍らせていきます。
まず、大きいボウルに氷を入れます。
ここで子ども達に氷の温度を測ってもらいました。
子ども達は水が何度で凍り始めるか知らないので、氷の温度を確認してもらいます。
0度くらいー!
それじゃあ、これから氷に塩を混ぜてどうなるか見てみようね!
それから塩を入れて混ぜていきました。
意外と塩はたくさん必要なようです。
図鑑には氷の三分の一くらいとありました。
氷と塩が混ざったらもう一度子ども達に温度を測ってもらいます。
低温やけどに気をつけて。
何度くらいになると思う?
ドラえもんのDVDでは−20度って言ってた!
知ってるのね!DVDの力ってすごいですね。
実際測ってみたら「−19度」
よし、これでいこう!
アイスクリーム液が入ったボウルを付けてひたすら混ぜ続けます。
これが意外と時間がかかってしまい、失敗かな?と諦めかけていたのですが混ぜ続けること40分くらい?
何度も冷凍庫に入れてしまおうか…と考えましたが、ここは頑張りましたよ!
ようやく底の方がアイスクリームらしく固まってきました!!
▼図鑑DVDについてはこちらもよければご覧ください▼
【アイスクリーム作り実験】ついに完成♪
私は10分くらいで完成するのかなと考えていたのですが、思っている以上に時間がかかりました。
何が悪いんだろう?と皆で考えて色々試してみました。
氷を足したり、塩を足したり。ボウル全体が浸るように位置を変えてみたり試行錯誤していました。
子ども達は早く食べたくて何度も「もう食べてもいい?」と。
結局、作り始めてから完成までは1時間かかりました。
でも諦めずに最後まで頑張ってよかった!
このとても時間のかかった手作りアイスクリーム、とっても美味しかったです!
頑張って混ぜ続けた甲斐があって?とても口溶けが滑らかで、かつ濃厚でした。
夫も某有名アイスクリームHをこえた!と言っていました(大袈裟)
小学館の図鑑neo新版「科学の実験」は幼児でも使える
アイスクリーム作り実験後の感想
今回の実験は冷凍庫を使わないアイスクリーム作りでした。
この実験は小学館の図鑑NEO「科学の実験」のDVDの中でも解説されています。
子どもたちもDVDを見て予備知識がある状態で実験しているので、スムーズに進めることができました。
DVDを見てる時は簡単そうに見えたのに、準備こそあまり大変ではないですが、思った以上に時間と労力がかかりました。
実験の後、美味しく食べられるって良いですよね。
アイスクリーム作り実験の反省点、子どもたちの反応は?
反省点としては作る時間の見積りが甘かったこと。
時間がかかりすぎて、特に娘は途中少し飽きてしまっていました。
また、氷用のボウルに対してアイスクリーム液を入れる金属ボウルが大きかったかもしれません。
氷が金属ボウル全体を上手く覆えず、何回も位置を変えて試しています。
ただし、こういう試行錯誤するのも実験の楽しさかなぁと思います。
時間はかかるが皆で手作りしたアイスクリームは本当にとっても美味しい!
本当に氷に塩をかけると温度が下がり、冷凍庫を使わなくてもアイスクリームができた!
個人的には夏休みの自由研究にも良いんじゃないかなぁと思います♪