春になり暖かくなると、植物もぐんぐん成長し、虫たちも増えてくる頃ですね。
そんな時期は子どもたちと外に出て植物観察、生き物観察がおすすめです。
今回は、身近な植物の観察を我が家の子どもたちと楽しんだ時の記録です。
お散歩は遊びながら知育にもなって一石二鳥だと思います。
ぜひ親子で一度外に出てお散歩しながら観察してみませんか?
- 子どもとのお散歩を楽しみたい人
- 散歩しながら知育もしたい人
- 春の気配を感じたい人
子どもと散歩しながらの知育遊び
身近な植物【カラスノエンドウ】雑草だけど…
遠くに出かけなくても身近なところに観察できるものはたくさんあります。
「カラスノエンドウ」はマメ科ソラマメ属の植物で、公園や畑などにたくさん生えているのをよく見かけます。
いわゆる「雑草」ですね。
紫やピンクの花が咲き、その名の通りツルが伸びて豆(実)ができるので、子どもたちにもわかりやすいようです。
このカラスノエンドウをよく観察したことがありますか?
初めてみるとちょっとびっくりしてしまいますが、アブラムシがたくさん付いていることがあります…!!
実際、私が子どもたちとみた時は本当にびっしり!アブラムシが付いていました…!!
アブラムシがいるということは…?
アブラムシが大好物な昆虫がいます。知っていますか?
てんとう虫(ナミテントウやナナホシテントウ)です。
カラスノエンドウを観察しているとてんとう虫が見つかるかもしれません。
先日観察していた時には2匹のてんとう虫を発見しました。
疑問に思ったことは調べてみる
子どもたちとてんとう虫やアブラムシを観察していた時に、子どもがふと
「てんとう虫の幼虫もアブラムシを食べるのかな?」と言っていました。
面白いことに気がついたね。帰って調べてみよう!
帰宅後調べてみるとてんとう虫(ナナホシテントウやナミテントウ)の幼虫もアブラムシが大好物であることがわかりました。
てんとう虫にも植物を食べるものや昆虫、菌類を食べるものまでいろんな種類があるのですね。
面白い!
「他のてんとう虫は何食べるの?」
「ニジュウホシテントウって背中の点は20個あるの?」
次々と疑問がわいてきます。
今回は手持ちの図鑑や絵本で調べました。
この本は持ち運びには不向きですが、すごく重宝しています。
てんとう虫の話も載っていたのですが、とても参考になりました。
定番の図鑑です。DVDも面白いです。
答えがわからなくても良いんです。
親子でこうやって色々考えを巡らせて楽しむことが大事だと思っています。
小さな疑問でもそこから興味関心が広がることもあるので、大切にしたいですね。
図鑑についてはこちらで詳しく紹介しています↓
アブラムシやてんとう虫だけじゃない!他に何がいる?
カラスノエンドウに集まってくる虫はアブラムシやてんとう虫だけではありません。
実はアリもアブラムシが好きなのでカラスノエンドウ付近で観察することができます。
てんとう虫にとってアリは天敵のようです。
てんとう虫を手に乗せると黄色い汁のようなものが付いたことはありませんか?
私も自身が小学生の頃、経験したことがあります。
あれを子供の頃は「てんとう虫のおしっこ」だと思っていたのですが、どうやら違うようです。
あの黄色い汁はてんとう虫のおしっこではなく「血液」
そしてその黄色い液は足の関節から出しているんだそう!
黄色い汁は苦いので、天敵であるアリや鳥から身を守っているそうです。
知らなかった!大人になっても学ぶことがたくさんです。
田舎なのでこの記事を執筆中の4月下旬。まわりを見渡せばカラスノエンドウはどこにでもあります。笑
まとめ
今回は身近な植物として「カラスノエンドウ」そして周りに集まる虫たちを紹介しました。
雑草を観察するだけでも自然界の仕組みが見られて楽しいですね。
身近なところにある植物、生き物の観察で子どもたちの興味関心が広がることがあります。
遠くに出かけなくても、近所をお散歩するだけでたくさんの新しい発見があります。
今はよく理解できなくても、その子なりに何か感じ取ってくれたらプラスの体験になるのではないかと思います。
ぜひ皆さんも親子で散歩を。そして身近な植物、生き物たちを観察してみてくださいね。
近所を散歩しながらでも知育はできる!周りをよく観察してみよう♪
この本は本当におすすめ。身の回りを題材にした短めの話がたくさん載っています。
シリーズ化してます。これも気になる!